第37回篠山ABCマラソン
先日、第37回篠山ABCマラソンに参加してきました。ついに初マラソン参戦です。実はなかなかほろ苦いフルマラソンデビューとなりましたが、それも含めて記しておきたいと思います。
当日の移動はマラソンバスを選択しました。6時30分集合場所着、6時40分にはバスに乗って出発しました。渋滞もなく快適で、8時過ぎには到着しました。
着がえても全然時間があります。荷物があるので、1時間以上更衣室でスマホいじって時間つぶし。こういう時は、ぼっちツラい……。
スタート40分ほど前にスタートゲートに並びました。それでも、スタートまで40分待ち。大きなレースはこれが大変ですよね。
それでも時間が過ぎて、いよいよスタート時間。まずは陸連登録がスタート。その10分後に未登録ランナーのスタートです。
号砲が鳴っても、なかなか列は動きません。それでも1分ぐらいしたら歩いて前に進むぐらいに動き始めます。そしてスタートライン前ではジョギングぐらいのスピードになり、スタートラインを超えました。いよいよスタートです。
とにかく最初は飛ばしすぎないようにしないとと思いながら走ります。最初の1kmが6分!なぜか「ちょっと遅すぎるかも……」と思って少しスピードを上げます。今思えば、そのままで良かった……。
20kmぐらいまでは5分50秒ぐらいのペースで走る予定が、5分40秒とか5分30秒台のスプリットも。その時は軽快だったので、このままいけるかもと思っていました。しかしながらそう甘くはないのがマラソン。20km前後で足が重たく感じるように。しかも、レース1カ月前に座骨神経痛で違和感がある左足が特に重い。慌ててペースを落とします。すると20km以降は6分30秒程度から速度が上がらなくなりました。しかも25kmを超えたところでなんか胸が苦しい。
実はこの日の気温は14度と、篠山では異例の暑さ。レース前に「必ず給水ポイントで水を取ってください」とアナウンスがあり、飲み慣れないスポーツドリンクで給水していました。さらに、「早めに補給食を食べた方がエネルギー切れが起きない」と聞いて、甘いゼリー系補給食を早めに摂取していました。
篠山マラソンは30km過ぎに折り返しがあります。折り返しまでは気が張っていたのですが、折り返した途端に一気に疲れが出てきたように感じました。さらに、折り返してすぐに気持ちが悪くなり、歩いてしまい、歩き始めてすぐに道ばたに吐いてしまいました。スポーツドリンクと補給食、食べ慣れない飲み慣れない物が一気に上から排出されました。
そこからは、歩いて歩いて走り、歩いて歩いて走り、ぐらいの感覚。とにかく前に進むことだけで精一杯といった感じでした……。
そして何とかゴール。最終タイムは4時間47分52秒。
ゴールの記憶、あんまりないです……。ボランティアの中学生に計測タグを外してもらって完走メダルをもらい、渡されたペットボトルの水を一気飲みしたぐらいです、覚えているのは。
その後、何とか荷物を受け取って更衣室へ。スタート前に着がえたのと同じテントに行くと誰もいなかったのでゆっくり着がえて再びゴール地点へ。そう、名物のしし汁をいただくため。もう終盤のせいか、並ばずにいただくことができました。
あったまりました〜。
で、とぼとぼと帰りのマラソンバス乗り場へ。マラソンバスの帰り便は、すでにどんどん出発しています。チケットを見せて乗り込むとほぼ満席だったため、5分ほどで出発。帰りはかなり渋滞しており、4時30分頃に出発して大阪駅付近に到着したのが19時すぎ。2時間30分以上掛かっていました。
今回の初マラソンは、自分にとって本当に良い経験になったと思います。もちろん悔しい気持ちはあります。しかし、またレースに出て走っていれば、いずれはこの記録を超えることができるでしょう。その時をめざして、また練習で走り続けたいと思います。