女子プロ野球 初観戦

9月上旬に女子プロ野球の試合を観戦しました。
観戦したのは、京セラドーム大阪で行われた『京都フローラ』対『埼玉アストライア』の試合です。

日本女子プロ野球はまだ馴染みが薄いですが、2010年からシーズンでのリーグ戦が開始されました。ルールや用具、グラウンドも、基本的に男子の硬式野球と変わりありません。
2010年のリーグ戦開始後、紆余曲折を経て現在は4球団(うち1つは育成球団)がリーグに所属し、3球団がシーズンを通してリーグ戦を戦っています。日本一を決めるジャパンカップやオールスター戦があるのは、NPBと似た感じのシステムですね。

観戦した日は、オリックス・バファローズの試合がデーゲームで行われたあと、ナイトゲームで女子プロ野球を開催するというスペシャルデーでした。

オリックス戦の観客はそのまま球場に残って女子プロ野球の試合を観戦できるようになっていたこともあり、京セラドーム大阪の内野席やバックネット裏は半分以上埋まっていたように思います。チアダンスチームがオープニングセレモニーを飾り、盛り上がる中で試合開始。

試合を観戦していて感じたのは、さすがにNPBとはレベルの差があるものの、しっかりしたプレーが随所に見られて観ていてかなり面白いです。応援も鳴り物が入っていて、NPBっぽい雰囲気も。さすがにスピード感や一つひとつのプレーの精度となるとまだまだ大きな差はありますが、一生懸命プレーしている選手の熱量は、むしろNPBよりダイレクトに感じました。

また、SNSなどの活用も積極的にしているようで、選手個人がTwitterでの情報発信などを上手に使いながら女子プロ野球ファンの拡大にひと役買っているようです。

グッズ関連も重要な収入源のようで、表裏の合間にはビジョンでさかんに宣伝されてました。
また、美人選手に人気が集まるのはどの女子スポーツも同じ。人気選手は個人のオリジナルグッズなんかも販売されてました。

やはり収益として成立してこそプロスポーツだと思います。
ここからどうやって女子プロ野球全体としての人気をアップさせながら、選手一人ひとりのスキルもアップさせていくかが運営側の腕の見せどころなんでしょうね。ライターという職業柄、選手インタビューのテーマなんかを考えながら試合を観ていたのですが、結構面白そうだと感じました。

また観戦したいと思います。
観戦の機会をくださった皆さま、ありがとうございました!