マイナビニュース8
ライターとしてお手伝いさせていただいているマイナビニュースの記事が掲載されました。
今回は大阪・天満にある『かね又』です。
知る人ぞ知る「透明なシチュー」の店ですね。
特製シチューはまさかの透明! 大阪「かね又」のシンプルで深い”昭和の味”
『自由軒』などを自らの小説に登場させた織田作之助が、この『かね又』も自分の小説に登場させています。よほどお気に入りだったんだな、と。
食べてみると分かるんですが、とにかくやさしい味。肉の脂が溶け出てしっかりコクも出ています。飲んだ翌日なんかには、最高に効く味わいですよ。具材も玉ねぎと肉、そしてジャガイモという超シンプルな構成なのにも惹かれました。
ただ、個人的にはシチューと同じぐらい、この玉子焼きのおいしさにノックアウトされました。
注文を受けてから焼いてくれるので、中がフワフワ。しかもネギの風味が絶妙に効いています。醤油掛けるなんて邪道!何も掛けずに食べるのがおすすめです。
あともうひとつ。記事には書いていませんが、小鉢のポテトサラダが秀逸。
ゆで卵の白身がざく切りになっていて、ジャガイモと白身の異なる食感が良い感じ。甘くない味付けで私好みでした。こういう小鉢が美味しいお店はたいてい何を食べても旨いです。
やはり長く続くお店には、それなりの理由がありますよね。こういうお店の良さを伝えられるのは、ライター冥利に尽きます。
取材や記事作成にご協力いただいた皆さま、ありがとうございました!
本職用玉子焼き器とか興味あります。